アドセンスの審査に無事に合格したら早速広告を配置していきます。
アドセンスの広告の配置位置によって、広告のクリック率(CTR)が変わってきます。同じだけの作業量をこなしていても、アドセンスの配置が悪いだけで、収益が低かったら悲しいですよね。
途中で全記事の広告配置を入れかえるとなると、膨大な作業量となるため、作業の手間を考えたら現実的ではありません。
なので最初から、広告の配置位置はおさえておきましょう!
Contents
CTR(広告のクリック率)が重要な理由は?
CTRって何??????
という説明もしておきますね。
CTRは広告のクリック率のことで、「そのページを見た人のうち何人が広告をクリックしたか?」という数を表します。
100人のうち1人が広告を見れば、クリック率は1%ですよね。2人だったら2%という具合です。
同じPVでもCTRが2倍になれば、収益は2倍になりますので、CTRは高い方が良いということです。
なので、広告の配置だけで収益を上げられるなら上げた方が良いですよねっ!ということで定番の配置を見ていきます!
トレンドブログのアドセンス広告の位置の定番はコレ!
アドセンスの広告配置で収益が上がった!と言うような話しはよく聞きますが、実際のところよくよく見てみると、ページCTRは2%〜よくて3%。
その配置を見てみると、ほとんど同じですね。
つまりなんだかんだ言っても、定番の広告配置があるということです。そしてこの定番の広告配置は、私がトレンドブログを始めた2014年から変わっていません。
ただし、2014年当時は、CTRが1%と言われていたので、配置や位置で変化したと言うよりも、Googleアドセンスの仕組みが進化した考えられそうです。
例えば、1ページの広告を貼って良い上限が撤廃されていたり、様々な種類の広告が登場したりと変わっていることがあります。
ですが、広告配置の考え方は同じです。
では、その不変の広告配置がこちらになります。
この広告配置で、アドセンスのページCTRが2%〜2.5%です。(2020年〜2021年の運用実績)
ほかの方のおすすめのアドセンスの配置を見ていると、基本はこの形で、ディスプレイ広告の形をレクタングルに指定するとか、リンクユニット広告を入れるとか、細かく見ると、さまざまありますがなかなか2%〜3%は超えていないようですので、基本的にはこの形で十分でしょう。
記事中の配置位置だけは手動で挿入しています!
記事中に挿入しているアドセンスの配置位置について補足説明です。
上の図では、見出し2の本文の終わりに挿入していますが、必ずしも見出し2と言うわけではありません。
読者の検索意図や本文全体を通した流れを見ながら、読者はここで離脱するかなーと言うポイントに配置しています。
また、本文が長い場合は、記事中広告を2つ設置することもあります。一応目安を書いておくと、3000文字を超えるような場合には、1つ追加するかなというイメージです。
読者が離脱しそうなポイントがない場合には、追加しないこともありますので、臨機応変に貼っています。
読者目線で自分の記事を確認すれば、自ずと広告があると邪魔な場所、自然と広告に目がいきそうな場所は見えてきますよ。
アドセンス広告の貼り方について
私のアドセンス広告の配置では、記事中広告だけ、記事ごとに配置位置を検討していますので、その他の広告は毎回同じ位置です。
毎回同じ位置のものは、手動で挿入する必要がないので、決まった位置に自動挿入されるようにワードプレスのテンプレートで設定しています。(ほとんどのテンプレでできるはずですので、お使いのテンプレで確認してみてくださいね。)
記事中の手動で貼る広告は、毎回手動で挿入するので少し手間がかかります。
ですが、ショートコードが設定できます。
例えば、プラグインのAddQuicktagを利用して、そこに記事中用のコードを設定します。
すると [ad] というように、設定したショートコードを入力すると自動で貼付けできるようになりますので簡単にできます。
また、ワードプレスのテンプレートでショートコードを設定できる場合も多いですので、まずは確認してみてください。
また、どの広告がどれだけクリックされていくら収益をあげているかを知るために、記事上、記事中、記事下とアドセンスの広告コードを別々に取得していくことで計測ができます。
定番の広告配置でアドセンスのページCTRは2%〜2.5%【実績】
私の運営しているトレンドブログのGoogleアドセンスのページCTRは、2%〜2.5%です。(2022年現在)
設定条件は次のとおりです。
・アドセンスの自動広告オフ
・ディスプレイ広告は全てレスポンシブル。レクタングル等の大きさ指定なし
・他社のアド広告を利用。関連コンテンツの形でGoogleの関連広告の下とサイドバーに設置。
・ページCTRは、他社広告分は含まず、アドセンスのみの数値。(※他広告を合わせたCTRはもっと高い)
・楽天アマゾン、その他ASPの広告は、記事に応じて使用。
アドセンスのクリック率とページCTRの違い
アドセンスもさまざまな指標があり、最初はなかなか慣れないと思います。
そしてクリック率という言葉もわりとくせものです。
クリック率という言葉だけ聞くと、「1ページあたりどれぐらいの割合で広告をクリックしているか?」と考えがちですが、Googleアドセンスで言うクリック率は、広告の表示回数に対して広告がクリックされた割合です。
上の図の例をあげると、広告が4つ配置されていますよね。
例えば、ページCTRが2%だとすると、100PVで2回クリックされるという計算です。
100Pだと広告表示回数は、400回となりますよね。
そうするとクリック率は、2/400=0.5%と言うことになります。
ページCTRとクリック率の違いがごちゃごちゃになりがちですので、注意しましょう。
このクリック率ですが、トレンドブログの運営上気にする必要はありません。
記事によっても、広告の配置の数は違いますので、目安として考えると複雑になりますよね。
そのためトレンドブログの場合は、ページビューに対して、どれぐらいクリックされたかというページCTRを目安にすることが多いです。
クリック率
クリック率(CTR)とは、広告の表示回数に対する広告がクリックされた回数の割合
CTR = クリック数/ インプレッション(広告表示回数)
ページ CTR
ページのクリック率(CTR)は、広告のクリック数をページビュー数で割った値
ページ CTR = クリック数 / ページビュー数
このページで解説している、CTRはページCTRを指していますので、1ページあたりにどれだけクリックされているかと言う割合で見ています。
ごちゃごちゃになってしまうポイントですので、クリック数と一言で言ってもどの数字の話しをしているのか整理して考えましょう。
コツは、こだわりすぎないこと!
アドセンス広告のページCTRは、トレンドブログの場合は、追求しきれないというのが個人的な見解です。
理由は、トレンドブログは別名「雑記ブログ」と言うように、雑記ですので、ページの訪問者は記事ごとに全く違いますよね。
アクセスが集まっている記事も属性もその都度違いますので、戦略的にCTRをあげていくと言うのは、難しいと考えています。
例えば、ファッションアイテムを扱った記事にアクセスが集まっていたとします。
その場合のCP(キャッシュポイント)は、ファッションアイテムの販売ですので、Googleアドセンスではないですよね。
楽天とかAmazonとかのファションアイテムの販売ページに誘導して、読者は商品の販売ページに行きます。
この場合は、Googleアドセンスはクリックしませんよね。
記事の戦略的には、アドセンスをクリックしてもらう必要はないわけです。となると、CTRは下がって良いということになります。
このファッション記事のアクセス数が少なかったら、ページCTRに影響はさほどないかもしれませんが、例えば、ブログ全体のアクセスの大きな部分を占めていたらどうでしょうか?
CTRが下がるのは当然ですよね。
このように、トレンドブログのような雑記ブログでCTRを追求しすぎるのはあまり意味がないです。
こちらで紹介している広告配置は定番中の定番ですが、それでも2%以上はありますので、基本だけおさえてどんどん記事を書いていきましょう!
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