トレンドブログを実践する中で、思うようにアクセスが伸びない時、書いても書いても横ばいの時ってあります。
上手くいかないから、必死に新規コンテンツを追加するのですが、それをやっていてもあまり伸びない。
頑張っているけど、結果がついてこない時って苦しいですよね。
でも、そんな時にふと振り返ると、「検証」していないということが多々としてあります。
記事を書いたら書きっぱなしという状態ですね。上手く行かない方法で数をこなしても結果がついてこないは客観的に考えれば当たり前です。
ですが、がむしゃらにやっている時って、ちゃんと検証していないことに気づかなかったり、分かっていても検証の方法もはっきりと分からないから、検証する時間がもったいないと思ったりしてしまいます。
そんな時こそしっかりと検証することで、今の壁を超えられることが多々あります。
そこで、こちらでは、トレンドブログの検証方法を解説していきます。
もしも検証方法の具体的なやり方が分からない、もしくは自信がないという方はぜひチェックしてくださいね!
Contents
検証するための大前提として、トレンドブログのPDCAを定義しよう!
ビジネスをしているとPDCAという言葉はよく聞くと思いますが、状況に応じて、PDCAの具体的な内容って違ってきます。
そのため、PDCAという概念を理解していても、実際に活用するのって難しく有りませんか?
少なくとも自分は難しかったですね。
そこで、こちらでは特にトレンドブログにおけるPDCAを定義して活用しやすくしていきます。
PDCAの基本的な概念は次のとおりですね。
P=Plan(計画)
D=Do(実行)
C=Check(評価)
A=Action(改善)
では、トレンドブログに置き換えると次の内容になります。
P=Plan(計画)=ネタ選定、キーワード選定、検索意図の設定、記事構成
D=Do(実行)=執筆、投稿、Twitterへの投稿
C=Check(評価)=順位チェック、アクセスチェック、上位記事のチェック、検索意図の答え合わせ
A=Action(改善)=自分の中での次に向けた仮説。メンターとの考え方のすり合わせ。(添削依頼)
と定義します。
トレンドブログを書きっぱなしではなくて、検証しようというテーマですが、検証するために、最初のプランニングも重要になりますので、PDCAを順番に解説していきます!
トレンドブログにおけるPlanの方法と考え方
トレンドブログのプランニングは、「ネタ探し」と「キーワード選定」から始まります。
「検索意図」を考えながら、「記事構成」までをプランの一貫としています。
私の具体的な方法ですが、Googleスプレッドシートに表をつくって次の内容を記載しています。
具体的な項目は、「ネタ発見」「投稿日」「ネタの情報源」「狙うKW(キーワード)」「同じ意図のKW」「検索意図」「上位表示の為の施策(勝てる理由)」「結果と仮説」です。
ちなみに、Googleスプレッドシートにしているのは、私の場合複数台の端末で作業していますので、クラウドのツールの方が使い勝手が良いからです。
なので環境によって、EXCELでも何でも使いやすい方法でOKです。
プランの時にしっかりと自分がそのコンテンツを記事にした意図を残しておくことが重要です。
これをしっかりしていないと、検証と言っても、検証する項目がぼやけてしまうので、ただ順位調べて「良かった、だめだった」という一喜一憂しか生まれない状況になります。
上位表示の為の施策や上位に勝てる理由は、自分で仮説をたてた上で記事を作成することが重要で、その仮説があっているか間違っているかは大した問題ではありません。というかそもそも、答えは誰も分かりません。
トレンドブログにおけるDoの方法とテクニック
Planの時に決めた内容を後は執筆するだけですので、書く時にはさほど検証につながる内容は意識していないです。
強いて言えば、情報を拾いながら書く中で、内容が多くなりそうであれば、h3、h4とタグを増やして内容を濃くしたりすることもありますし、他に同じ検索意図のKWがみつかれば、タイトルに入れるかhタグに入れるか検討することもあります。
その場合には、できれば、プランニングのシートにその意図を書き残しておくとベターです。
あと書いたら必ずTwitterで流すようにします。
Twitterで流した後には、どれぐらいのアクセスが来たのかもあわせて検証していくと次につながります。
トレンドブログにおけるcheck!具体的な検証方法とツール
ここが本題のトレンドブログにおける検証方法のお話しになります。
必ずチェックすることは次の4つの項目です。
①検索順位
②アクセス数
③順位記事が上位である理由の仮説
④検索意図の答え合わせとストック
この4つの項目を先程のスプレッドシートに記載して見かえせるようにまとめています。
検索順位チェック
まずは、書いたコンテツが狙ったキーワードに対して何位になっているのかをチェックします。
チェックするタイミングは特に決めていませんが、投稿したコンテンツが速報ならインデクスされてすぐ見ますし、中長期的に狙ったコンテンツであれば、翌日にチェックして、今後引続きチェックするのか、GRCでチェックを継続していくか検討します。
GRCは有料の検索順位チェックツールです。トレンドブログだけ行うのであれば、なくても問題ないですが、リライトして長期的に保有するサイトに育てていきたい場合はおすすめです。
検索順位のチェックは、私はSEOチェキを利用しています。
SEOチェキは無料で使えます。
使い方は動画にまとめていますので動画で確認してください。
トレンドブログにおけるActionの考え方
アクセス数をチェックする
アクセス数のチェックは、Googleアナリティクスで行います。
書いた記事でどれだけアクセスが集まっているのかをチェックします。
こちらも記事の狙い方によって、速報記事なら書いた直後から、Twitterで流した直後からどれぐらいのアクセスが来たのかチェックします。
そして、アクセスが多く集まったのならば、その理由を考えます。アクセスがあまり集まらないなら、やはりその理由を考えます。
アクセス数に関しては、なぜアクセスが集まったのかを考えることが重要です。
具体的には、次の内容をチェックします。
・ネタが良かったのか?悪かったのか?
・上位表示が取れたのか?取れなかったのか?
・ニッチなネタでも大衆の考える検索意図と合致していたのか?検索需要がなかったのか?
上位記事のチェック
トレンドブログで爆発的な結果を出している人が必ず言っていることがこれ。
上位記事のチェックをしようという話しです。
コンテンツを書く前にはチェックすることも多いと思いますが、投稿後に上位記事をチェックすることをしている人は少ないのではないかと思います。
書いた後に上位表示しているコンテンツをチェックすることがなぜ大事なのかというと、Googleが出している答えだからですね。
「自分はそのコンテンツよりも上位に表示できると思って書いた。でもそのコンテンツは抜けなかった。なーんでだっ?」
という仮説を考えることで、次につながるヒントが見えてきます。
考えられるケースは様々ですが、
[box class="box3"]
・関連記事が多かった
・最近アクセスが急増していた
・個人ブログに見えたけど大手サイトが運営していた
・実は無料ブログが強いキーワードだった
・商品を紹介している
・地図を載せていた
・被リンクがめちゃくちゃついていた
[/box]
などなど、ケースバイケースですが、その記事を書く前には気づかなったような上位サイトが強い理由が見えてきます。
その中で、大手サイトの運営や被リンク施策など、すぐに実行できないというような場合には、今後の目利きに繋がりますし、地図や商品リンクがあった方が評価が高まるようなキーワードと予測できれば真似して追加することで上位を取れるかもしれません。
トレンドブログだと、その瞬間のトレンドに焦点を当てて記事を作成することが基本ですので、そのトレンドが終わったら記事を修正しない人が多いです。
なので、そこで上位を研究してリライトしておくことで、そのネタが次に話題になった時に上位にいることができるようになります。
そうなると過去に書いた記事の爆発が重なってブログがどんどん強化されていきます。
書いた後も上位記事はなぜ上位なのか仮説を立てる!
ぜひ取り入れ行きましょう!
検索意図の答え合わせとストック
トレンドブログは、オーガニック検索(検索エンジンから)のアクセスを集めていく方法を主としていますので、多くの人が検索する意図にどれだけ答えられるかという問題です。
需要と供給のバランスは当然ありますが、検索意図が合致していて上位表示が取れれば多くのアクセスが集まるという話しです。
検索意図は、つまるところ人間心理ですので、ある程度はパターン化されて予測が可能です。
ですので、アクセスが集まった時は、「どんなネタでどんな検索意図を捉えることができたのか」答えが解るわけですから、自分だけのノウハウとしてストックしていくことができます。
わかりやすいところで言うと、芸能人が結婚した時にはどんなパターンで検索されるのか?というのはある程度予測が経ちますよね。
結婚相手のことや、馴れ初め、結婚指輪などは鉄板のネタとなっています。
もしも、結婚ネタであなただけのニッチな検索意図のストックがあれば、あなたにとって芸能人の結婚ネタは、今後アクセスを集めやすいネタということになりますよね。
検索意図の必勝パターンをストックしていくということが大事です。
まとめ
トレンドブログの検証方法について解説しました。
もしも、今思うようにアクセスが伸びないという方は、検証方法をあらためて見直してみてください。
今回紹介した方法の中で、「やってなかったな~」という項目があれば、ぜひ実践してみてください!
独学であったとしても、しっかりと仮説をたてて、コンテンツを作成して、その仮説を自分自身で検証している人はアクセスが伸びています。
もしも、メンターがいて添削してもらえる状況にあるのであれば、この内容でチェックして自分自身で考えた仮説について、考え方があっているのか否か、確認してもらうと良いでしょう。
単純に、「この記事どうですかー?」というよりも遥かに学びが深いですよ!!
コメントフォーム